もうすぐ2月。一年で一番寒い時期になるかと思います。陽も早く沈み「夕方」の時間も短いです。

寒いといえば、日本よりもっと寒い国デンマークから、園に新しい遊具がもうすぐやってきます。

「ストーリーメーカータワーネット」というのがその名前です。

デンマークにある「コンパン社」。「子ども」と「遊び」を深く研究した上で遊具を開発している会社で、当園では20年程前から園庭の殆どの遊具は同社の物を採用しています。

そして、そのカタログには、「ストーリーメーカー」とは子ども自身のことで、遊ぶことで頭の中にストーリー(物語)が生まれ、そのことからさらなる想像力が養われることを願い設計されたシリーズだということが記載されています。事実を述べますが、我が国の遊具メーカーのカタログにはあまりこういった記述はありません。やはり教育先進圏・北欧のメーカーだからでしょうか。

北欧の幼稚園を視察に行った知人の幼稚園長によれば、
1.大学院卒の男性教員がニコニコしながら幼稚園で働いていた。
2.「受験」というものは一切無く大学まで学費は無料。
3.就職してから一旦退職しスキルアップのために大学で学ぶ人が多く学生の平均年齢は30歳近い。
等々我が国の現況とは大分違うようですが、子どもは未来の社会の担い手であり、そのため社会全体で大切に育てようという意識が、特に北欧諸国では高いようです。

「受験」といえば先日行われたセンター試験に、フィンランド人のトーベ・ヤンソン原作のムーミンに関する問題が出、「ムーミン」 → 「フィンランド」とするのが正解とされました。

これには、大阪大大学院のスウェーデン語研究室から「ムーミン谷がどの国にあるという記載は原作には無い」との指摘が出、問題の正当性について論議が生まれました。

ある新聞社が、在日フィンランド大使館にこの件について取材したところ……。

「ムーミン谷は皆さんの心の中にあります。」

と返答があったそうです。(答えたのはきっと「スナフキン」でしょうね。)
→ 証拠 ? とも思える私のマグカップの写真が下。

何はともあれ、子ども達の中に新たな「ストーリー」が生まれることを願ってやみません。
(園だよりH30.2月号に一部加筆)