先日、美園小学校の春の運動会を見に行きました。
午前中は園の教員研修があったので午後からになってしまいましたが、各学年それぞれ、みんな一生懸命かんばっていました。そして本部テントの所で、現在4年生になる卒園児のお母さんから、とてもうれしい内容のお手紙をいただきました……。
封筒の中には3年生の最後に書かれた3人の児童の作文のコピーが入っていていました。
お母さんの手紙によると、この作文を書いたのは3人共同じクラス&しらさぎ幼稚園の卒園児で、当時の担任の先生が「とても素晴らしく、皆さんのお手本となる作文です」と言ってプリントしクラス全員に配布したのだそうです。
書いたのは、Iさん、Tさん、Kくん。三人の文に共通するのは、出だしが洗練されていてかっこよく、流れがある文だということです。

Iさんの作文の出だし……

「中学年の大なわ大会をはじめます」と○○先生が言う。

わたしは、なんだか、きんちょうした。なぜかって、今までずっと……。

小学3年生の書いた文とは思えないレベルだということがもうこの出だしで判ります。

Tさん、Kくんのものも同様なタッチで始まっており、読み手に、これからどんな展開があるのかな?と期待を持たせるものです。
お母さんは、クラスの手本となる作文を書いた3人が3人共しらさぎ幼稚園の卒園児だったということが嬉しくて私に知らせてくれたのですが、私も同様に嬉しくて、早速教諭達に手紙と作文を見せました。
皆、すごい!ととても喜んでいました。文章表現のセンスは、そう簡単に培えるものではありません。
どれだけ良質な本・文に数多く出会ったかどうかで決まるのではないかと思います。
そしてそれで培われたセンスは、多分その子を生涯支え続けます。

お母さんの手紙には「まさに、絵本の力が実を結んだときではないか?!と本当にうれしく感じました。」と記されていましたが、その通りだと思います。

我々が毎年4月に確認することに「子どもの未来の幸せを第一に考える」ということがあり、そのため毎日絵本を読み、子どもの心に小さな種を撒いているつもりでおりますが、それが見事に開花したということでしょう。なんとも嬉しいお便りでした。